朧月夜と大河とトルネード

気分良く熱弁する父さんと夕焼け朧月夜と大河とトルネード

雑誌とかのアンケートなどで、「カクテル」について尋ねられたら、君はどう返答する?「麦茶」って、人によって印象が千差万別かもね。

雨が上がった平日の午後にカクテルを

友人のマンションのベランダにて成長しているトマトは、可哀想なミニトマトなのかもしれない。
枯れる直前まで水をあげなかったり、好奇心でお茶をあげてみたり、だし汁を与えたり。
酔った私たちに、ビールを与えられたこともあり。
トマトの親である友達は、こんど好奇心でトマトジュースを飲ませたいという。
すでにミニトマトの心は全くシカト。

凍えそうな金曜の午後に座ったままで
家の前でハンモックに寝そべり、心地よい風に身を浸していた、休日の夕方の事。
空には飛行機雲が一筋走っていた。少年は、家の猫が「ニャギャァッ!」という大きな声に驚いて、ハンモックから逆さまに落ちてしまった。
よく観るとうちのネコはヘビに相対し、前かがみになり唸りながら威嚇していた。
ヘビはそれほど大きくは無く、毒も持っていなさそうだったので、少年は小枝で追っ払い、ネコを抱きかかえてもう一度ハンモックに寝転がった。
少年は、猫の頭をなでてやりながらお腹の上で寝かせ、気持ち良さそうに前足をしまう猫を眺めた。

陽の見えない休日の朝は外へ

ブームが去った今、任天堂DSにハマっている。
最初は、DS英単語に英語漬けや英語のゲームソフトを使っていたのみだった。
しかし、ヨドバシでゲームソフトを見ていたら、英語関係以外も目移りしてしまい、気に入るとすぐに買ってしまう。
トモダチコレクションやリズム天国、逆転検事などなど。
便利なもので、中国語講座も出ている。
例えば、電車内などの暇な時間にも有効活用できそうだ。

ノリノリで大声を出すあいつと飛行機雲
結構昔の学生時代、見た映画が、「ビフォアーサンライズ」というもので、日本でのタイトルは恋人までの距離という。
母に、「おもしろかった」と話を聞いた合作映画だ。
列車内で初めて会ったアメリカ出身のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌはほんの少しオーストリアのウィーンを旅する話だ。
この話の構成の変わっているのは、ここぞとばかりの問題発起、もしくは盛り上がりなど、あまり無いとこ。
出会ったばかりという一組の男女が、恋愛観や生と死といったことについてじっくりディスカッションする。
その時中学校3年生の私は、実に子どもで、退屈しながら見たシネマだった。
時は経過し、先日、たまたまTSUTAYAで発見し、昔見たなと思い借りて、観賞したところ大変感動してしまったのだ。
特に、レコードショップで、ケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら無意識に見詰め合ってしまうところ。
2人とも帰国の時、つまり、お別れの時、そこでエンドを迎える。
見た当時はぴんと来なかったこのシネマ、時間をおいて見ると、すこしまたく違う見方になるのだろう。
とりあえず、KATH BLOOMのCDを、ネットで探し、聞いてる最中。

よく晴れた月曜の午前に昔を思い出す

アパレル屋さんって大変・・・など思うのは私だけだろうか。
出勤の度に、完璧にお洒落をしないといけない。
私なんて、会社で仕事する時はスーツを着るといいし、メイクだってしてれば良いとされている。
外出するときは、自分で納得する服装を選べばいいし、自宅で仕事するときはスウェットでも大丈夫。
なので、おそらく、ファッションにかかわる商売には、向かないと思う。
ショップに入ると店員さんがやってきて、流行や合わせ方を語ってくれる。
毎回それに緊張してしまい、買わずに逃げ出してしまう。
こういった部分も、店員さんって大変と思う事の大きな理由の一つだ。

雨が降る祝日の夜明けにビールを
一年の中で、梅雨の季節がなんとなく好きだ。
部屋はじめじめするし、出かければ濡れてしまうけれど。
一つの理由として、小さいときに、この時期に見られるあじさいが可憐で、それからこの花を楽しみに待っている。
九州長崎の出島で付き合っていた、シーボルトとお瀧さんの紫陽花デート秘話を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人の中に紛れ込んで来日した、医師のシーボルトが、あじさいを見ながら「お瀧さんにそっくりな花だ」と話した。
梅雨に美しく咲くあじさいを見て何度も、お瀧さん、お瀧さんとつぶやいた。
しだいに変化して、この花はオタクサと別名を持つようになったという。

気持ち良さそうに口笛を吹く姉ちゃんと観光地

ちかこが、マンションのベランダで、トマトを育てている。
実がなったら野菜サラダを作る予定だという。
実際、あまり水も肥料も与えないし、ベランダでたばこをふかすので、ミニトマトの生活環境はぜんぜん良くない。
1日、水分をあげなかったと言う時期の、その見た目は、葉が垂れ下がっていて、なんとなくがっかりしているシルエットに似ている。
申し訳ない気分だったので、水と肥料を豊富にあげると、翌日の朝のミニトマトは生き生きと復活していた。

陽の見えない火曜の朝に昔を思い出す
蝉も鳴かなくなった夏の日の夜。
少年は家の縁側に座り、スイカをかじっていた。
スイカをかじってはタネを庭に吐き出していると、ときおりタネが遠くまで飛ばず、自分のお腹や胸に落ちる時もあった。
隣に置いたかとり線香の香りと、うちわで扇ぐ暑い夜、それと西瓜の味。
少年はそんな事を堪能しつつ、残りの夏休みは何をして遊ぼうかな、と考えていた。

一生懸命ダンスするあの人と俺

鹿児島市に暮らしてみて、墓前に日々、切り花をしている人々がひしめいているということに面食らった。
少しお歳の女性は、日々、お墓に献花をなさっていないと、近隣の目が引っかかるらしい。
いつも毎日、献花をあげるから、家計の中の切り花代も非常に大変らしい。
いつも毎日、近くの老年期の女性はお墓に集まって生花をあげながら、おしゃべりもしていて、墓所の悪い雰囲気はなく、さながら、人が集う児童公園のようにはなやかな空気だ。

息絶え絶えで大声を出す友人と冷たい肉まん
明日香は、短大に入ってすぐに打ち解けた友達だ。
明日香ちゃんの魅力的なところは、受け入れの幅が広くて、小さなことは、どうでもいいという寛大さ。
私が友達になってと話かけたそうだが、覚えていない。
話すと、問題はシンプルになるので、とても心が軽くなる。
細身で華奢なのに、深夜にハンバーガーを注文しに車を走らせたりするらしい。


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